三浦大知さんのポスターの前で2年連続の紅白出場を喜ぶ祖父の西直實さん=知名町正名=
沖永良部2世の歌手、三浦大知さん
祖父の西直實さん「大みそか待ち遠しい」
【沖永良部】沖永良部2世の三浦大知さん(31)が、大みそか放送の「第69回NHK紅白歌合戦」に2年連続で出場することが14日、決まった。知名町正名字在住で三浦さんの母方の祖父、西直實さん(77)は「大みそかが待ち遠しい。島民全員で応援したい」と満面の笑顔を見せた。
三浦さんは沖縄県生まれで、両親が沖永良部島出身。1997年にダンスアイドルグループ「Folder」のメインボーカルとして歌手デビュー。2005年にソロデビューを果たした。日本人離れした歌唱力とダンスが特徴で「和製マイケルジャクソン」とも呼ばれている。
初出場となった昨年の紅白では、「Cry & Fight」と「Excite」の2曲をスペシャルバージョンで披露。登場から約30秒はアカペラ、その後の約20秒間は、三浦さんと8人のダンサーによる無音シンクロダンスで視聴者を魅了した。
同日午後、三浦さんの紅白出場が決まると、西さん宅にも島内外の知人から祝福の電話が寄せられた。
西さんは先月、旅行先の東京で三浦さんに直接会い「紅白の出場楽しみにしているよ」と声を掛けたという。実現して「本当にうれしい。2年連続、しかも平成最後の紅白に出られるなんて。支えてくれるファンのおかげ」と話した。