「西郷どん」肖像画新しく

「西郷どん」肖像画新しく

奄美信用組合竜郷支店の建物海側に設置された新しい「西郷どん」肖像画

奄信組竜郷支店 台風被害で取り替え

 龍郷町瀬留にある奄美信用組合竜郷支店(森山明光支店長)の建物の海側に設置されていた「西郷隆盛肖像画」は、今夏の台風で一部がはがれる被害が出たことから同支店は新しい肖像画に取り替えることを計画し、11月初旬に完成した。

 肖像画は幅5・3㍍×3・8㍍の大きさ。肖像画を20区画に分けたものを組み合わせて作られている。バスのラッピングを手掛ける「しまバス」の関連会社に製作を依頼し、「中・長期塩ビフィルム」で製作したもの。

 8月ごろ襲来した台風後、近くの住民から「〝きょらねせ〟がはがれている」との指摘があり被害に気づいたという。

 大きな西郷隆盛肖像画は目立ち、観光客らへの宣伝効果があり、同支店の場所も分かりやすい。15日、同支店を訪れた顧客は「『西郷どん』がきれいになって良かった」と話していた。

 18日には「明治維新150周年記念・第53回龍郷町駅伝競走大会」が開かれる。同支店前が発着点となる。「西郷どん」の応援も受け、栄冠を手にするのはどのチームか。