すみようふれあいフェア

すみようふれあいフェア

大勢の人出でにぎわった「すみようふれあいフェア」

集落対抗相撲大会では、約30人・5集落が熱戦を繰り広げた

住用町の魅力一堂に
集落対抗相撲などにぎわう

 奄美市住用町の魅力が一堂に会するイベント「すみようふれあいフェア」(住用総合支所主催)が2日、同町の東城中学校体育館・相撲場で行われた。各種発表や体験イベント、物産販売のほか、集落対抗の相撲大会も同時開催。町内外からは友人や家族連れが多数訪れ、住用町の人や食を通してにぎわった。

 同フェアは、町民相互の触れ合いと連携を一層深めようと実施。「潤いと活力に満ちた新たなまちづくりをめざして」をテーマに行われた。

 朝から会場は多くの人出でにぎわい、町民歌とともに幕開け。野外では、住用町でとれた新鮮な魚介類や特産品ブースが軒を並べ、木工コーナーなど体験ブースも充実した。

 昼食時には、地女連が心込めてつくったカレーやぜんざいも大人気。各店オーナーからは「盛況、盛況」と喜びの声が飛び交った。

 このほか体育館の会場では、保育所園児や公民館講座など、町民による踊りや歌のイベントが目白押し。各コーナーで大きな声が響き、笑顔がふれあった。

 川内集落八月踊り唄に参加し踊りを披露した東城小3年・上村昊誠くんは「ちょっと恥ずかしかったけど、踊り出すと楽しかった。みんなの前で披露できてよかった」と喜んだ。

 午後からは、同町連合青年団主催による「第4回住用町集落対抗相撲大会」を実施。川井慶宣団長が「2020年のかごしま国体に向けて盛り上げよう」とあいさつし、約30人・5集落が個人・団体戦で熱戦を繰り広げた。

 大会結果は次の通り(敬称略)。

 【団体の部】①山間・戸玉A②見里・東仲間③役勝B【個人40代・50代の部】①福山雄次郎(山間・戸玉)②和田霜析(西仲間・石原)③上村直(城・和瀬)【同無差別級の部】①隈元大貴(西仲間・石原)②棈松友大郎(山間・戸玉)③市田愛翔(役勝)【最高齢賞】弓削俊昭(60歳)