焼きイモ会でボランティアと利用者がふれあい交流した
園利用者との交流図る
合同焼きイモ会 地元高校生も参加
喜界町の社会福祉法人緑喜会はまゆり学園(実田照野園長)とNPO法人子ども支援ネットワークめばえ(増田好明理事長)は合同で1日、同園敷地内で3回目となる焼きイモ会を行った。ボランティアらが園利用者にイモなどを振る舞い、親睦を深め交流が図られた。
焼きイモ会は、めばえの会からのボランティア活動の働きかけで実現したもの。この日の焼きイモ会に、地元喜界高校生男女生徒13人と教職員たち、湾集落婦人会の皆さん8人がボランティアで参加した。
好天の下、炭で火を起こしてサツマイモと卵を銀紙に包んで炭火に並べ、焼きあげて園利用者約25人に提供。園利用者たちは、熱々のイモや卵を美味しそうに頬張っていた。焼きイモ会は2時間で終了となり、最後に全員で記念撮影をした。
同学園の平貴文サービス管理責任者は「園利用者は、外からの訪問者と交流するのをとても楽しみにしている。次回もぜひまたやってほしい。イモもおいしかった」と話した。
ボランティアで参加した槇野律紀さん(喜界高2年)は、「初めてのボランティア参加だった。火起こしが難しかったが、園利用者とコミュニケーション出来て良い経験になった。将来は医療の道に進みたいので、この経験が将来生かせたらと思う」と話し、同じく久永美月さん(喜界高2年)は、「初めての経験だった。将来は看護師を目指しているので、この経験が何か生かせたらと思う」と感想を述べた。
婦人会の黒田祐子さんは、「参加して楽しかった。婦人会活動の一環で参加したが、個人的にも良い経験になった」と話した。