イルミネーション点灯イベント

イルミネーション点灯イベント

イルミネーションに彩られる奄美海洋展示館

初冬の夜の海辺彩る
奄美海洋展示館

 奄美海洋展示館・大浜海浜公園は1・2日、冬の海に足を運んでもらおうと「海のクリスマスツリーを作ろう&イルミネーション点灯イベント」を奄美市名瀬の同館で行った。イルミネーションは日没、100人を超える子どもたちが装飾したツリーと一緒に、カウントダウンで点灯。見物に訪れた人たちは、初冬の夜の海辺を彩る光を楽しんだ。

 イルミネーションは、夏シーズンを終えた同公園に、人を呼び戻そうと実施。1万個を超えるストリングタイプの電飾を、同館屋外に設置した。

 また、この日は朝から、子どもたちがクリスマスツリーを飾り付けるオーナメント(装飾品)づくりのワークショップも実施。大勢集まった子どもたちは、魚やカメ、ヒトデなどをモチーフに貝や紙に色を塗って、思い思いの場所に飾り付けた。

 点灯式では、海のクリスマスツリーを同館前にセッティングし、「3・2・1」のカウントダウンで光を点灯。見物人たちは「きれい」など声を上げ、家族などと一緒にライトアップされた夜の光景を楽しんだ。

 オーナメントづくりを楽しんだという小宿小3年・重山ももさんは「貝殻にクリスマスツリーを描いた。上手くできたので持って帰りたい」と喜び、紙に描いた絵を飾り付けた。

 なお、イルミネーションの点灯は、来年2月末までで、ツリーは今月25日まで。12月の土・日曜日は、同館軽食&お土産の「サンセット大浜」を通常の2時間延長で午後8時まで営業する。同館・小島文明事業部長は「友達や恋人と足を運んで、夜の海と光を楽しんでほしい」と呼び掛けている。