峯田光選手の応援、支援寄付を呼び掛ける応援隊の福山義久隊長(左)、太原佳文副隊長
「プロボクシング全日本新人王決定戦2018」が23日、東京後楽園ホールで開かれる。同決定戦に「東日本新人王決勝戦2018」のフェザー級(57・15㌔以下)チャンピオンに輝いた瀬戸内町古仁屋出身の峯田光選手(22)=帝拳ジム所属=が出場する。このほど地元から支援していこうと「プロボクサー峯田光応援隊」(福山義久隊長、太原佳文副隊長)を結成、当日会場で使用する横断幕やのぼりなどの製作を計画し、幅広く寄付を募っている。
福山隊長によると、峯田選手は、11月4日に東京後楽園ホールで行われたプロボクシングの東日本新人王決勝戦のフェザー級に出場し、見事1ラウンドTKO勝利を収め、東日本新人王を獲得、最優秀選手賞も同時受賞した。この試合を観戦、応援した奄美出身者によると、相手選手の応援団は、のぼりや横断幕など掲げてものすごい応援をしていたが、峯田選手側にはのぼりなどなく、大変寂しい状況だったという。そのこともあり「何かできないか」との思いから応援隊結成に至った。
現在の戦績は、5戦5勝(1ラウンドTKO3回、4ラウンド判定勝ち2回)。身長172㌢。
峯田選手は、父親・瑞穂さん、母親・ちあきさんの長男。古仁屋小学校、古仁屋中学校、古仁屋高校を卒業。福山隊長は「島で1人でボクシング練習をしてきた異色のボクサー。1年ほど瀬戸内町役場の臨時職員をしていたが、夢をあきらめきれず、1人上京、帝拳ジムの門をたたいた。プロの頂点を目指す峯田選手を地元から支援していこうと応援隊を結成した」と話した。
事務局兼会計は、籾ひとみさん(ココナツハウス)が務める。幹事(賛同人)には峯田選手の同窓生、父親や母親の同窓生ら10人が名を連ね、応援隊員2人、東京連絡員1人がいる。
応援隊によると、試合の模様は、CSテレビ、日テレジータスにて生中継される。
応援隊は「幅広い応援を希望して個人・団体問わず1000円の支援カンパを募る」としている。▽郵便振替口座番号 01700―5―150422▽口座名義人 「プロボクサー峯田光応援隊」。
問い合わせは、福山隊長?090―9587―2432、籾さん☎0997―76―0077へ。