「オール鹿児島で新スタジアムを」

「オール鹿児島で新スタジアムを」

三反園知事にシーズン終了報告をする德重代表(左から2人目)

鹿児島U・德重代表ら三反園知事表敬訪問し要請

 【鹿児島】サッカーJ3リーグの鹿児島ユナイテッドFCの德重剛代表、三浦泰年監督、赤尾公主将らが11日、鹿児島市の県庁を訪れ、三反園訓知事に今季終了の報告と来季以降の更なる支援を要請した。

 鹿児島Uは今季16勝9分7敗の勝ち点57、リーグ2位で目標に掲げたJ2昇格を果たした。ホームスタジアムとなる鹿児島市の県立鴨池陸上競技場(白波スタジアム)は2020年国体に向けての改修工事中だったが「全試合を白波スタジアムで開催できた」(德重代表)ことや練習場の確保など、県の協力に感謝を述べた。来季J2では更に5試合、ホームゲームが増える。德重代表は「我々の目標はJ2残留ではなくJ1昇格。そのためにもオール鹿児島で新しいスタジアムを」と訴えた。

 今季で退団が決まった三浦監督も県の協力に感謝を述べ、「鳥刺しが県外から来た人たちに喜ばれた」と鹿児島での思い出を語り「気軽に温泉に入れなくなるのが残念」と名残を惜しんだ。

 三反園知事は「今後も森博幸市長や鹿児島市とより緊密に連携し、支援をしていく。鹿児島を盛り上げるために頑張って欲しい」と激励した。
 (政純一郎)