大高吹奏楽部クリスマスコン

大高吹奏楽部クリスマスコン

後半はカラフルな衣装をまとい、楽しそうに演奏を披露する大高吹奏楽部の部員たち

多彩な演奏で聖夜の音色響く
「今年一番の出来」

 県立大島高校吹奏楽部(山角伊世顧問、24人)は24日、毎年恒例となった「2018クリスマスコンサート」を奄美市名瀬の奄美文化センターで開いた。カラフルな衣装をまとった部員たちは、クリスマスムードあふれる多彩なジャンルの演奏で、会場一杯に聖夜の音色を響かせた。

 同部は、今年8月から2年・阿久根純名さんを部長に、1・2年生の新体制がスタート。コンサートに向けては10月から部員一同選曲を重ね、練習に励んできた。

 この日は、メルヘンあふれる美しい作品「星に願いを」で開演。お馴染みのクリスマス曲を中心に、聖夜にふさわしいメロディーで会場を盛り上げた。

 前半は、穏やかで重奏に聴かせ、4曲目からは一転、「恋人たちのクリスマス」など軽快にリズムよく演奏。聴衆も、元気に口ずさみながら手拍子で応えた。

 8曲目には、「みんなで歌おう!クリスマス童謡メドレー」と題し、奄美市少年少女合唱団の歌声と共演。最後は、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」を奏で、会場のアンコールにも応えるなど、全11曲駆け抜けた。

 阿久根部長は「今年最後の演奏で、一曲一曲心を込めた。客席も楽しそうでよかった」と喜び、演奏については「今年一番の出来」と部員たちの努力や成果も称えた。