Uターンラッシュピーク

Uターンラッシュピーク

年末年始を奄美で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えている(奄美空港4日午後3時ごろ)

 

名残惜しそうにゲートくぐる
奄美空港 5日も羽田行など満席

 

 年末年始を奄美で過ごした帰省客や観光で来島した人たちのUターンラッシュがピークを迎えている。奄美市笠利町の奄美空港は4日、大勢の人らで混み合った。出発ロビーは、旅行かばん、お土産を手にした人や見送りに駆け付けた関係者であふれ、名残惜しそうにゲートをくぐる搭乗者らの姿が見られた。

 航空各社によると、上りのピークは4・5日で、4日は奄美大島から羽田、成田行きのほか、沖縄行きの便が満席。福岡への直行便などもほぼ満席だった。

 午前中から空港内は、多くの人であふれ、1階カウンターでは搭乗手続きを待つ人が列をなし、2階出発ロビーでは、搭乗客のほか、見送る家族や友人らで混雑。手を振り合い、互いに別れを惜しむような姿が多く見られた。

 現在福岡の大学に通う、大喜多洋さん(20)は成人式に参加するため1日から与論島に滞在。経由地の同空港で、直行便の出発を待っていた大喜多さんは「小学校時代の友人に久しぶりに会えて楽しい時間を過ごせた。英気を養えた」と笑顔を見せた。

 5日もピークが続き、各航空会社のホームページの空席状況(4日午後5時現在)をみると、日本航空(JAL)の奄美大島―羽田、琉球エアーコミューター(RAC)・那覇行きとバニラ・エアの奄美大島―成田便がすでに満席。JAL伊丹行きの午後の便がほぼ満席となっている。