消費者流出防止など自助努力続け35周年。伊仙町商工スタンプ会「新春お楽しみ抽選会」=6日、同町ほーらい館
自助努力で35周年
新春抽選会にわく
【徳之島】伊仙町商工スタンプ会(佐藤隆志会長・30店舗加盟)の「2019年新春お楽しみ抽選会」は6日午後、同町ほーらい館であった。新春の幸運を求める家族連れなど約150人が来場。手作りの演芸を楽しみながら本抽選や全来場者対象の会場抽選、各加盟店提供「スポンサー賞」との〝三重のチャンス〟でわかせた。
同スタンプ会は、消費者の町外流出防止や大型店対策、地域振興などを目的に1985(昭和60)年、町商工会会員有志で設立され今年で35周年に。買い上げ額単位でスタンプシールを発行し、その貼付台紙の枚数に応じて本抽選券を配布。合同の新春抽選会は約15年前に採用。少子高齢化や大型店の進出で経営環境が厳しさを増す中、ひた向きに自助努力を継続している。
抽選会は「南洲エイサー」メンバーの軽快なオープニングステージで開会。佐藤会長(63)は「スタンプ会は消費者の町外流出防止・大型店対策・地域振興対策(町内全小中11校に教育助成・商品券贈呈など)を目的に、町民の皆さまのご支援を得て今年で35周年を迎えた」と感謝。稲隆仁副町長はプレミアム付商品券の発行助成など町商工業支援方針にもふれた。
東犬田布地区の女性陣ら「セレブアマーズ」の踊りや池山三雄さんの歌謡漫談で楽しませて抽選会がスタート。商品券(最高3万円)から黒糖焼酎や食料品まで、本抽選・会場抽選・スポンサー賞まで計229本が当たる抽選会で楽しませた。