3月3日東京「すっじゃ!inすみだ」

イベントを主催する山田直大さん。「地焼酎の魅力をみんなで味わいましょう」

奄美からは富田酒造も参加

 【東京】九州の地焼酎を楽しむ会「すっじゃ!inすみだ」が今年も3月3日、錦糸町の北口界隈の店で開催される。今年で第9回目となるこのイベントに、奄美からは富田酒造場が参加する。

 墨田に会社を置く(株)東京アート印刷所の山田直大さんが主催。毎年6月に開かれる鹿児島の焼酎イベントに出席した折に、その盛り上がりに感動したのが始めるきっかけに。「これは何か出来るのでは」と、鹿児島の(有)コセド酒店の協力を受け、「錦糸町の街おこしと、焼酎の人気拡大を」と、スタートした。

 今回は、錦糸町の北口のお店9店が会場となっている。受付で参加費と交換でぐい飲みを受け取り、蔵元の待機する会場となったお店に流れていく仕組み。地酒は飲み放題。つまみはキャッシュオンデリバリーで500円からと気軽な値段で楽しめる。

 今回は新たな蔵元として、大海酒造、高崎酒造(種子島)、黒木本店(宮崎県)が参加する。八丈島から参加する八丈興発は、鹿児島の流れをくむ。麦麹で芋を仕込むというほかにない味わいがくせになるという。「小さな蔵元ならではのこだわりの地酒が色々楽しめる」と、酒好きには人気のイベントになっている。「黒糖焼酎はもうブランドとして定着していますね。芋も美味しいですが、黒糖焼酎は香りが穏やかで食事に合わせやすいので、毎回人気の焼酎です」と、酒好きの山田さんもお気に入りだ。今回は備前焼の焼酎カップ付き。

 参加費は3千円。受付は正午~午後2時で、開催は正午から午後4時の予定。

 申込み、問い合わせは、TEL03―5608―2581(東京アート印刷所内・山田さん、玉木さん)。当日はTEL080―3356―2581まで。