公立高校入試スタート

公立高校入試スタート

試験開始を待つ受験生(大島高校で)

大島学区、初日614人受験

県内の公立高校の入学試験が6日、2日間の日程で始まった。初日の6日は国語、理科、英語が行われ、大島学区では614人が試験に臨んだ。最終日の7日は社会、数学、面接がある。合格発表は14日。

今年の県内の公立高校入試は、学力検査定員(内定者を除いた定員)1万1327人に対し、1万121人が出願しており、倍率は0・89倍となっている。倍率は18年度と同率で平成以降最も低い。初日は9784人が受験した。

大島学区では学力検査定員1030人に対し、622人が出願しており、倍率は0・6倍となっている。大島学区で最も倍率が高いのは大島・普通の0・96倍。続いて奄美・情報処理0・8倍、徳之島・普通0・79倍となっている。1日目は男女4人ずつが欠席し、614人が受験した。

県教委高校教育課によると、2時間目の理科の開始時にチャイムが鳴らず開始を遅らせた会場が1校。3時間目の英語のヒアリングで機器の不具合により後回しにして、筆記試験を先に開始させた会場が2校あったという。いずれも県本土の会場で、大島学区内は目立ったトラブルは報告されていない。

鹿児島気象地方台の発表(6日午後5時点)によると、7日の奄美地方は曇りで、奄美市名瀬は朝の最低気温16度、日中の最高気温19度。