「一日図書館長」に挑戦

おススメ本を手に、一日図書館長を務めた(左から)知花くん、大山さん、萩原さん

公文の押印など、3人は館長業務もしっかりこなした

奄美図書館
小中高生3人 働くことの楽しさも学ぶ

 こども読書週間(23日~5月12日)を前に奄美市名瀬の県立奄美図書館で21日、島内の小中高生3人が「一日図書館長」に就任し館長業務に挑戦した。館長を務めたのは、住用小6年・知花幸天裕くん(11)、芦花部中2年・萩原かほさん(13)、奄美高校3年・大山鷹輝さん(17)。3人は緊張した面持ちで、本の貸し出しや読み聞かせなどをこなし、働くことの楽しさや難しさを学んだ。

 一日館長は、図書館での仕事や施設見学を通して、学習要求に応えるためのサービスを知ってもらおうと実施。有村真由美館長は「利用者が笑顔で楽しめるように取り組んで」と委嘱状とタスキを手渡し、一日館長体験が始まった。

 3人は、同館・田平奈保美指導主事から司書の心構えや業務を教わり、普段入ることのできない閉架書庫を見るなど図書館の裏側を見学。通知を行う公文にも目を通して判を押すなど、館長としての務めもきっちり果たした。

 カウンター業務では、貸し出す本のバーコードを機械で読み取って利用者に手渡し、返ってきた本に汚れや破損がないかどうか調べて棚に返却。同館恒例の読み聞かせ会にも参加した3人は、大勢の徴収を前に絵本を読み、読書の楽しさや面白さを子どもたちに伝えた。

 業務を終えた3人は「緊張した」「本に関わる仕事が知れて楽しかった」「仕事はやっぱり大変」など口々に感想。有村館長は「素晴らしい仕事だった。これからも図書館に通って、いろいろなことを学んでほしい」と3人の仕事ぶりを称えた。

 なお同館では、3人が選んだ「おススメ本コーナー」を館内に設置。同週間の期間中、1階ロビーで展示する。

 3人の選書は次の通り。

 ▽知花くん=『エルマーとりゅう』(福音館書店)▽萩原さん=『ダレン・シャン』(小学館ファンタジー文庫)▽大山さん=『とんとんとんのこもりうた』(講談社の創作絵本)