絶景を望む会場で開かれ、多くの人でにぎわった「あやマルシェ」
「あやマルシェ」ステージ、出店にぎわう
奄美市笠利町あやまる岬観光公園のリニューアル記念イベント「あやマルシェ」(㈱しーま主催)が27日、同公園であった。見晴らしが良い園地で、飲食店などの出店やステージライブなどがあり、訪れた家族連れなどがピクニック気分で連休初日を楽しんだ。
同公園は2018年度、同市が総務省の社会資本整備総合事業交付金を活用し整備。園内の観光案内所内を同社が運営している。3月末に工事が終了した。
会場には飲食やアロマ、マッサージなど多岐にわたる16店が軒を連ね、にぎわいを見せた。ステージでは弾き語りやシマ唄など10組が演奏を披露。北大島からの出店者・出演者らが中心となり会場を盛り上げ、地元の活性化に一役買った。
無料のゴザ貸し出しなどもあり、のんびりと過ごす家族連れなどが多かった。また、同カフェでもイベントに合わせ、新メニュー「塩豚バーガー」を提供。ミニチュアホース、ヤギとの触れ合いもあり、子どもたちに好評だった。
同社の深田小次郎代表取締役社長は「イベントを通し公園のPRにもつながれば。のんびりとした過ごし方が定着し、行楽の第一候補になってほしい」と語った。
出店者からも「絶景で気持ち良い場所なので、今後も続けてほしい」、「笠利にも活気が出てきたと感じる」などの声が聞かれた。友人とともに楽しんだ同町の前島恵美奈さんは「笠利はイベントが少ないと感じるので、このイベントは続けてほしい。景色と音楽があっていて雰囲気が良かった」と笑顔だった。