伊仙町で「海びらき」

ちびっ子らの歓声に包まれた伊仙町「海びらき」(宝さがし)=28日、同町瀬田海海浜公園

「宝さがし」に歓声

 【徳之島】大型連休2日目の28日午前、伊仙町では瀬田海=せたうみ=海浜公園海水浴場の「海びらき」があった。安全祈願や家族連れなど行楽客対象の水難救助講習、テープカットに続き、お菓子の宝さがしゲームや風船アート作品のプレゼントでちびっ子らを喜ばせた。

 同海浜公園(同町阿三)はバリアフリー対応のバースハウスや園路、休憩所なども整備。海水浴場はリーフ内のタイドプール(礁湖)の一部を人工的に開削して設置されているのが特徴。喜念浜とともに同町の代表的な海水浴場の一つ。

 安全祈願祭には町内の関係機関・団体の代表らが参加。大久保明町長と中川拓郎徳之島観光連盟副会長らあいさつの後、徳之島地区消防組合の救急隊員が家族連れなど行楽客を対象に人工心肺蘇生法などを指導講話。テープカットに続き、砂浜の一画に埋められた菓子の「宝さがし」では、ちびっ子軍団の黄色い歓声に包まれた。

 この日は朝から曇りベースで気温もやや肌寒い21度台。町内外から約250人が訪れ、同時点では遊泳を楽しむ姿は見られず、ひざ付近まで海水に浸かって遊ぶ姿が目立った。