集落内外、大勢が歌や踊り熱狂した名音フェス
集落おこし、音楽で熱狂
村内外14組が、歌やダンス
大和村内外からミュージシャンなどが集い、音楽で集落おこしを目指すイベント「名音フェスティバル」(同実行委員会主催)が29日、同村の名音小学校体育館で開かれた。学校を舞台にロックやフォーク、ダンスなど14組が熱演。アーティストたちは、島発の音色や歌声を響かせ、集落を音楽一色に熱狂させた。
イベントは、2016年12月以来2回目。同集落壮年団有志でつくる実行委員会が、音楽で地域を盛り上げようと企画した。
同集落からは、アンマベリーズ、実行委員長を務める上村貴仁さんなどが出演。他、全国を股に掛けるシンガーソングライター・森拓斗さん、人気のサーモン&ガーリックwithアニョなど、島内外人気のアーティストが集まった。
イベントは午後1時、同村の奄美うるまエイサーで幕開け。途中、マグロの解体ショーも行われ、来場者のテンションを押し上げた。
終盤、サーモン&ガーリックが登場すると拳を突き上げるなど会場は一体に。最後は、昨年から同集落で取り組む八月踊りが披露され、7時間に及ぶイベントを終えた。
上村実行委員長は「名音に来る人を増やそうと企画した。集落の人や家族連れも多く訪れ、可能性を感じるイベントになった」と述べ、「名音を舞台に出会い再会の場として、今後も続けたい」と笑顔で語った。
またこの日の会場では大和村グルメにこだわった屋台も多数出店。訪れる来場者に、村自慢の食がアピールされた。