岩手県滝沢市の主濱市長とテレビ電話でエール交換する朝山市長
朝山市長、対戦する滝沢市長と
29日チャレンジデー
29日に行われる住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー2019」で、岩手県滝沢市と対戦することになった奄美市の朝山毅市長が10日、滝沢市の主濱了市長とテレビ電話でエール交換を行った。
チャレンジデーは、人口規模が同規模の自治体同士が、午前0時~午後9時までの間に15分間以上運動をした参加率を競うイベント。負けた自治体は勝った自治体の旗を自庁舎に1週間掲揚することになっている。
エール交換では互いの市の現況などについて意見交換。朝山市長が亜熱帯の気候や世界自然遺産登録を目指していることなどを説明したのに対し、主濱市長は16年に市制施行する以前は人口5万人を超える全国一人口の多い村だったことなどを報告。朝山市長は「これをご縁にこれからもよろしくお願いします」と、南北の自治体同士の交流を呼び掛けた。
奄美市は2009年から参加しており、今年で11回目。これまでの戦績は5勝5敗。昨年は2万1623人が参加、参加率49・5%で、対戦相手の広島県三次市(参加率71%)に敗れた。
今年は55%以上の参加を目標にラジオ体操祭のほか、ホームラン体験(しまかわバッティングセンター)、シルバー元気塾(名瀬運動公園総合体育館)、グラウンドゴルフ(三儀山陸上競技場)などのイベントを開催。自治会などでも八月踊りといったイベントを行う予定という。
参加者の集計を行う市教委スポーツ推進課は、15分以上運動した市民に電話(0997-52-1111)、ファクス(0997-53-9501)やQRコードでの報告を呼び掛けている。