与論町B&G海洋センター

与論町B&G海洋センターの(右から)行野重二さん、池田剛所長、中村昌裕さん

艇庫・プールの利用者数で表彰
「町のコミュニティーの核に」

 【沖永良部】公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団、東京都港区)はこのほど、全国各地にある海洋センターの2018年度利用状況を公表し、人口に対する利用者の割合で与論町B&G海洋センターが、「艇庫の部」と「温水・加温プールの部」でそれぞれ全国4位と5位になった。さらに、学習と体験活動による子育て支援事業「BG塾表彰」でも全国5位となった。

 B&G海洋センターは全国470カ所に施設があり、地域ごとにブロック連絡協議会を結成している。先月23日、与論町B&G海洋センターが所属する南九州ブロック連絡協議会の19年度総会が開かれ、昨年度の施設別全国利用者数で上位に入った施設の表彰が行われた。

 与論町B&G海洋センターの昨年度の利用者数は、艇庫が延べ4362人、プールは同1万5841人。夏休み期間中に実施された「BG塾」は、子ども達を対象にした学習支援に加え、センターで行っている自然体験活動を提供するプログラムで、5日間の日程に延べ75人が参加した。

 池田剛所長は「もっと利用者を増やし、将来は町のコミュニティーの核となるような施設にしていきたい」と話した。