県旅客船協会が奄美の島々の船旅の魅力を紹介するガイドブックを作成
県旅客船協会 ガイドブック作成
県旅客船協会(有村和晃会長)は、奄美の島々の船旅をPRするガイドブック『奄美の島々をめぐる船の旅』を作成した。ガイドブックはB5判とA4判で、カラー写真やイラストをふんだんに配した内容。初めての船旅でも楽しめるように編集されており、各島の観光協会や海運代理店窓口などで無料配布されている。
同ガイドブックは、奄美群島振興交付金を活用した「奄美群島交流需要喚起対策特別事業(インバウンド需要喚起対策事業)」の一環で作成。八つの有人島からなる奄美群島と鹿児島や沖縄を結ぶフェリーの奄美航路と大島海峡を渡る瀬戸内航路が、航路図や運航するフェリー、船舶などと一緒に紹介されている。
旅行者の利便性向上のため、奄美航路のフェリーの船室設備早見表も掲載。電源コンセントやWi―Fiサービスの有無など、どの船室に設備があるかを確認できる。
各島の観光スポットや、月別のイベント情報コーナーも盛り込む。また初めて奄美を訪れる旅行者や船旅初心者に対し、船中泊の2泊3日から6泊7日の周遊モデルコースを提案している。
ガイドブックはB5判(見開き8ページ)が1万部、A4判冊子(60ページ)は5千部を作成。
問い合わせ先は、県旅客船協会事務局℡099―222―2352。