「瀬戸内パッションまつり」

試飲、試食楽しむ
化粧箱4箱買う客も

 瀬戸内パッションブランド産地協議会(宮原仲清会長、生産農家28戸)主催の「第10回瀬戸内パッションまつり」が22日、古仁屋のAコープ瀬戸内店向かい側の倉庫内で開かれた。あいにく雨模様の天候に見舞われたが、開始時刻の午前10時前から来客があり、パッションフルーツジュースの試飲、果実の試食を楽しんだ。お客の中には、果実12個入り化粧箱を4個も買い求める男性もいた。主催者によると、商品が売り切れたため、予定より1時間早い正午ごろにまつりは終了した。

 同協議会は、今年4月に「かごしまブランド団体」認定を受けた。パッションフルーツでは、県内初のブランド団体認定となった。

 この日の瀬戸内パッションまつりでは、ワンコイン(500円)で、Mサイズ(80㌘未満)6個、Lサイズ(80㌘以上)が5個入った袋入りを買う客が多かった。また、贈答用に準備した果実12個入り化粧箱を2~3箱会場で注文した客もいた。家族連れも来場し、一緒にジュースの試飲、果実の試食を楽しんでいた。

 パッションフルーツを使った加工品は、ソース、ゼリー、果実入りミキ、ジュース、果汁入りキビ酢を販売した。