天城小・トライアスリート交流会

天城小・トライアスリート交流会

選手らと子どもたちが一緒になってワイド節を踊り、交流を深めた

「ワイド節」などで交流
シンガーソングアスリート・古代さんも

【徳之島】天城町の天城小学校(富林弘智校長、全校児童108人)は24日、同小体育館で第32回「トライアスロンIN徳之島大会」に出場したトライアスリートとの交流会を開いた。“シンガーソング・ランナー”として、歌手・アスリートの活動を続ける古代眞琴さん(64、東京都)をはじめ、県内外から7人の選手が訪問。子どもたちと膝を合わせ語らった後、ワイド節などを共に踊り、交流を深めた。

行事は選手らとの交流を通し、子どもたちがチャレンジ精神の大切さを知り、地元の良さを再認識しようと実施。この日は、東京や広島など県外から参加した選手の姿も。天城小出身の徳田武隼選手(18)も参加し、後輩たちを前に「沿道からの、みんなの応援のおかげで何とか乗り切れた」と感謝の思いを伝えた。

第2回大会から31年連続で出場しているという古代さんが司会を務め、来校した選手らにマイクを回し、自己紹介。その後グループに分かれ、子どもたちと選手らと車座になり歓談した。子どもたちからは「一番疲れた所はどこか」、「どうしてトライアスロンをはじめようと思ったか」など、矢継ぎ早に質問が飛び出した。

歓談終了後はワイド節を一緒に踊り、交流。また古代さんが作詞・作曲した「キューヤホーライヤー」を生演奏での披露も。曲中の「ワイド!ワイド!」の掛け声は子どもたちも一緒に叫び、一緒にダンスしながら楽しんだ。

6年生の永井滉大くん(12)は「大変な競技だが、諦めずに頑張る選手たちの姿勢を学ぶことができてよかった。完走する喜びを選手の口から聞き、自分もトライアスロンに出場したいと思った」と話した。