「奄美市民歌」制定へ

朝山毅市長が「奄美市民歌制定委員会」委員に委嘱状を交付

歌詞は公募、作曲は委嘱
第1回制定委員会

 「奄美市民歌制定委員委嘱式」並びに「第1回奄美市民歌制定委員会」(委員16人)が26日、奄美市名瀬のAiAiひろば会議室で開かれた。委員に委嘱状を交付。初会合では、市民歌(歌詞)制定に関する「基本方針」「選考方法」、歌詞制作スケジュール、歌詞募集要領などの事務局案について協議し、承認した。歌詞は全国公募、作曲は委嘱するとした方針を承認した。市民歌制定委員の中から音楽関係などに通じた「奄美市民歌選考委員会」委員5人を選出した。

 朝山毅市長はあいさつで「奄美市の3地域が合併後まもなく13年目を迎える。3地域の歴史、文化、人を大切にしながら誇り得る市民歌を作ってほしい」と期待を込めた。

 「制定委員会」の委員長に田丸友三郎氏、副委員長に瀬戸口浩氏を選出した。

 基本方針の市民歌制定目的では「奄美市のさらなる一体感の醸成と、市民のふるさと意識の高揚及び本市のイメージアップを目的として市民歌を制定する」としている。

 ①歌詞は、市民および全国から公募する②応募期間は、9月2日~10月31日③応募作品の中から「選考委員会」において、作品3点を決定④3点について、市民アンケートを実施し、選考委員会で最優秀賞となった作品を市民歌の歌詞として採用する―など計画。

 作曲は「選考委員会」が選考した専門家に委託する。今年の年末以降に作曲家の選任、作曲の委嘱を想定している。

 事務局は、市教育委員会生涯学習課が担当する。