愛称を募集「体験促進事業拠点施設」

「奄美らしさ体験促進事業拠点施設(仮称)」の愛称を募集。外観イメージ図(県道側)

幾里に飲食・宿泊施設計画
龍郷町

 龍郷町は、荒波地区に人の流れを生み出すために「奄美らしさ体験促進事業拠点施設(仮称)」を幾里に建設計画している。飲食・宿泊施設。2020年春季オープンを予定。この施設の愛称を募集する。募集期間は9月24日~11月15日まで(当日消印有効)。応募資格は、誰でも可。

 建設場所は、秋名コミュニティーセンター隣接地の県道沿いで、旧秋名へき地保育所跡地(町有地)。敷地面積は約813平方㍍。木造2階建ての延べ床面積は354平方㍍。

 この施設は▽秋名・幾里集落をシマ暮らしの体験空間と捉えた「食」「泊」「体験」の玄関口▽移住検討者への「暮らし」「家」情報の発信拠点▽地域住民と訪れる人々の結らいの場―の3点をコンセプトに「住んでよし、訪れてよしの実現を目指す」と位置付けており、「施設が荒波地区のシンボルとなり、町民の皆さまをはじめ、多くの人々が愛し、親しみが持てる存在となるような愛称を募集する」とPR。

 施設概要は①宿泊施設 客室は10畳2部屋、6畳1部屋の和室で家族やグループにも利用しやすい設備②地元食材活用レストラン 観光客が求める奄美ならではの食、地元住民にとっては懐かしい味、地元食材を活用した昔ながらの家庭的なシマ料理を地元の母親たちが中心となって提供する③食品加工施設 時間貸しが可能な食品加工施設として、惣菜やお菓子作りなど趣味や加工品販売用に利用できる(調整中のため一部変更の場合あり)④フリースペース⑤農作物等販売スペース⑥移住相談窓口としてサポートする。

 愛称の条件等は▽町民や観光客が覚えやすい適切な文字数(目安は10文字以内)▽施設コンセプト(前述①~③)にふさわしいもの▽既出の名称や商標等に類似していないもの。

 応募方法は①愛称名②愛称名の説明(由来など)③住所、氏名、年齢、職業、電話番号等―を記載の上、郵送・メール・ファクスで応募を。または戦略プロジェクト推進室(庁舎2階)に持参を。応募用紙あり。

 愛称採用者には、正賞と副賞を贈呈する。

 応募先および問い合わせ先は、町役場戦略プロジェクト推進室・電話0997―69―4512、ファクス同62―2535へ。

 9月19日の町議会で、同施設の新築工事請負契約締結が可決され、整備工事が始動することになった。