瀬戸内町民体育大会

瀬戸内町民体育大会

日頃の家事への貢献度を問われた「お掃除レース」

2年ぶり開催、東方9連覇
地区の威信かけ熱戦

 第35回「瀬戸内町民体育大会」が13日、同町の清水公園陸上競技場で行われた。町内を6地区に分け、園児から60歳以上の幅広い年代の選手・延べ約1千人が計32競技で激戦。東方地区が優勝し、堂々の9連覇を達成した。

 昨年度は9月末に接近した台風24号の災害復旧を優先し中止に。今大会が2年ぶりの開催となった。また例年7地区対抗競技方式で行われるが、今年度は実久地区が不参加となり、6地区対抗で実施。9連覇をかけた東方=ひがしかた=地区に対し、陸上自衛隊瀬戸内分屯地の官舎完成により新戦力を得た山郷=やまぐん=地区の追い上げが注目された。

 年代別の徒競走から幕開けした午前の部では、ゲートボール・輪投げ競争、親子による二人三脚など多彩な競技を実施。ラグビーボールをほうきで動かしながら進む「お掃除レース」では男性陣が活躍。本部席からのユーモアあふれる実況もあり、会場の笑いを誘った。

 午後の部では俵運搬リレーや大玉送り、ムカデ競走など定番の競技で熱戦。地元の誇りを背に疾走した地区別対抗リレーで幕を閉じた。

 競技場を囲うように設置された地区ごとのテントには参加者だけでなく、町内外から訪れた多くの応援者の姿も。チヂン(太鼓)の音を響かせながらの熱のこもった声援を選手らに送った。

【大会結果】①東方②山郷③古仁屋西