神奈川県大和市で物産PR

「トビウオのからあげ」や黒糖焼酎を売り込む伊集院大和村長

指宿さんの三味線と一緒に踊る人も

地元の神輿担ぎのグループの人たちも黒糖焼酎に「おいしい!!」

「2019年大和市制60周年記念」ラベルが貼られた黒糖焼酎「開饒」

大和村も出店、村長トップセールス

 【東京】神奈川県大和市の市制60周年記念「第10回全国ふるさとまつり うまいもの市」がこのほど、同市の大和駅東側プロムナードで開かれた。大和村が今回7回目の出店で新製品の「トビウオからあげ」を目玉商品として売り出し、伊集院幼村長自らトップセールスなどしてPR。訪れた人たちに黒糖焼酎と合わせて売り込み、人気を集めた。

 参加団体は鹿児島県人会含む全国の16県人会や、大和村などの市町村は大和市を含む25団体。5日のオープニングセレモニーでは、伊集院村長から「2019年大和市制60周年記念」のラベルが貼られた黒糖焼酎「開饒」=ひらとみ=が大木哲大和市長にプレゼントされた。地域交流を行っている山本春美市民経済部産業活性化課長は「大きく和する町で、今回も多くの人たちが参加してくれた。黒糖焼酎のプレゼントは素晴らしい。ありがたいです」と話した。

 また、すももユニットの指宿桃子さんが三味線とシマ唄で盛り上げると、音に合わせて踊る人やこれから鎌倉に神輿を担ぎに行くという大和市出身のグループの人たちが、「泡盛ではないのか。黒糖焼酎はうまい」と喉を潤して出かけていった。

 この日は天気がよく、会場には出身者以外に大和市内の人たちが数多く訪れ、「うまいもの市」に並ぶ旬の果物や野菜、全国各地の特産品などに舌鼓を打っていた。