1周年を迎えたアンテナショップ「奄美(amami)」の壁には、奄美新聞が加工され全面に張られていた
熱唱する城さんは、11月8日にBunkamuraオーチャードホールで「ウタアシビ10周年記念ツアー東京公演」を行う
アカペラでメインテーマを歌うアンナさん。12月11日に杉並公会堂小ホールで、クリスマスコンサートを行う
【東京】武蔵野市吉祥寺の「ハモニカ横丁」に昨年9月1日にオープンした、あまみ商工会(奥篤次会長)による奄美初のアンテナショップが1周年を迎えた。このほど、それを記念したイベントが行われ、「奄美の歌姫」である城南海さんと里アンナさんが歌声を披露。駆け付けた約60人の来場者とともに祝っていた。
アンテナショップ「奄美(amami)」(武蔵野市吉祥寺本町1―1―9、2階)は、あまみ商工会が、全国商工会連合会の事業「共同販売拠点(アンテナショップ)整備型による地域産品等の販路開拓整備事業」を活用。昨年9月1日に昭和の雰囲気漂う、飲食店、漬け物店、用品店がひしめく吉祥寺の「ハモニカ横丁」の中心部にオープンさせ、これまで奄美の味を提供してきた。
その一角で行われたイベントに城さんが拍手の中登場、「朝花節」「ワイド節」を熱唱し参加者を踊らせた。続いてアンナさんは、「黒だんど節」と大河ドラマ「西郷どん」のメインテーマを歌い上げ、盛んな声援を浴びていた。
奥会長は、「ただ物を売るだけではなく、人と人とのつながりを大事にして、ずっと奄美の魅力を発信していきたい」とあいさつ、拍手が沸き起こっていた。
引き続き関わることになった「ハモニカ横丁」の仕掛け人、VIC(ビデオインフォメーションセンター)代表の手塚一郎さんは、「あまみ商工会主体のアンテナショップから、東京奄美会青年部・原田(尚樹)さん、奄美市東京事務所の藤江(俊生)さんらと一緒に奄美を盛り上げていきます。法人化して奄美の人に代表になってもらいたい」と抱負を語った。
11月27日から12月4日まで、あまみ物産市をVIC3号店で、アンテナショップでは「あまみまつり(仮称)」を開催する予定だ。