多くの人で一日にぎわった「れんと蔵祭り」
蔵の元気と感謝お届け
宇検村・開運酒造
宇検村の㈱奄美大島開運酒造（渡慶彦社長）は３日、地域でふれあう「第２回れんと蔵祭り」を同社敷地内で開いた。地域住民など村内外から大勢が詰めかけるなか、華やかなステージや家族で楽しめる催しなど多彩なイベントを繰り広げ、蔵の元気と感謝を届けた。
祭りは、日頃の感謝を地域に届けようと同社が企画。「蔵の元気を伝えよう」をテーマに、多彩な催しで来場者を出迎えた。
イベントは家族連れや観光客が会場を埋め尽くすなか、開運太鼓でスタート。宇検村マスコットキャラクター・ウーケンくんも登場し、「ヨイショー」の声が響くなか、鏡開きがイベントに拍車をかけた。
メイン会場では、出店や屋台などが軒を並べ、特設ステージでは、シマ唄やのど自慢大会、大島高校生徒の書道やダンスパフォーマンスなどが注目を集め、盛り上げた。
工場ブースでは、「焼酎づくり体験」と題し、オリジナルラベル作りに子どもたちは熱中。トゥクトゥクツアーでは観光客らが会場の外に繰り出し、宇検村周遊を楽しんだ。
このほかにも、地元警察、消防、建設会社協力による試乗体験や人気のゲーム機などが当たる「大抽選会」など、イベントは盛りだくさん。会場は一日、老若男女の笑顔でにぎわった。
前回を上回る盛況ぶりに渡社長は「スタッフや地域、多くの協力に感謝したい」とまずは謝意。今後は「みんなが楽しみ感謝を届ける場として定着させていきたい」と来年以降の継続も誓った。
なおこの日夕方からは、第二部として「永井龍雲ミニライブ」も開催。多くのファンらが往年のヒット曲など耳を傾けた。