大勢の買い物客でにぎわった第3回「マコモ祭り2019」
家族連れらで大にぎわい
マコモダケ料理売り切れも
第3回となる「マコモ祭り2019」(藤井菊美さん主催)が4日、龍郷町の秋名コミュニティーセンターで開かれた。マコモダケ(肥大した新芽)を使用したさまざまな食べ物、マコモの葉などを使った製品販売、体験コーナーの出店が並び、家族連れら大勢の買い物客で大にぎわいだった。秋名・幾里地区だけでなく、町内各地区、奄美市名瀬からも多数来場し、祭りを楽しんでいた。今年は台風の影響が少なく、品質が良いというマコモダケを目当てに来場した買い物客もいた。
フードコーナー(食べ物)には9店が出店し、1品以上はマコモを使った商品を販売。①マコモパスタ②マコモ入りガパオライス③マコモカレー④マコモかき揚げ⑤マコモと米粉を使ったマフィン⑥玄米マコモおはぎ⑦マコモを使った自家製天然酵母パン⑧マコモダケ入り玄米キッシュ―などさまざまな商品名の食べ物を販売した。
客が列をつくっていた「マコモのたきこみご飯」の出店では、約40分で売り切れとなり、残念がる女性客がいた。一方、食べることができた女性客は「チョーおいしかった」と満足げに話していた。
「リラクゼーション・物販」コーナーには4店が出店し、マコモ茶、アクセサリーなど販売。ワークショップ(マコモを使った物作り体験)コーナーに3店が出店した。室内会場は、列ができる盛況ぶりだった。
秋名・幾里集落の農家がマコモダケ、黒米など販売。準備したマコモダケが約30分で完売した店もあった。
広場の駐車場が満杯となり、近くの田んぼ道に20台以上の車が駐車していた。