DeNA歓迎パーティー

DeNA歓迎パーティー

1日から秋季キャンプに入っている横浜DeNAベイスターズの選手たち

六調で協力会会員や子どもたちと踊り交流するラミレス監督

ラミレス監督、日本一への決意語る
キャンプ協力会、来年の活躍期待

 奄美大島で10年目となる秋季キャンプ中のプロ野球・横浜DeNAベイスターズの歓迎パーティーが8日夜、奄美市名瀬の宴集会場で開かれた。奄美で応援するファンで結成された横浜DeNAベイスターズ奄美協力会(会長・朝山毅市長)の会員、地元の野球少年らが選手、監督など球団関係者たちと交流。激励品の贈呈もあり、キャンプの成功を願った。アレックス・ラミレス監督は地元の支援に感謝し、来年の日本一への決意を語った。

 式には三原一晃球団代表、ラミレス監督ほか球団スタッフ、同協力会員、島内の少年野球チーム関係者など約150人が出席。主催者の朝山会長が「今年は手に汗握る活躍だったが、残念ながら2位だった。来年こそはリーグ優勝はもとより日本一となって奄美でパレードしていただければ」などとあいさつした。

 キャンプで練習を積む選手たちに、激励として特産品などをプレゼント。鹿児島県からは和牛日本一となった鹿児島黒牛30㌔、奄美市からはクロマグロ30㌔が提供された。

 キャンプ成功の期待を負ったラミレス監督は「秋季キャンプは、今回で10周年となる。毎年大きな支援を受けており感謝したい。チームは途中苦しい時期もあったが、2位になることができた。若い選手が育ってきているので、来年は優勝してCSを勝ち抜いて日本一となり、みなさんの支援に応えたい」と来季の抱負を語った。

 その後、キャンプに参加中の選手9人が登場。入団1年目の伊藤裕季也内野手(23)が「奄美のキャンプでレベルアップし、来年はリーグ優勝、日本一目指し頑張っていきたい」と代表であいさつした。

 このほかシマ唄など余興が行われ、パーティーに花が添えられた。選手やラミレス監督などと記念撮影も行われた。