喜界町内のスーパー来店客に啓発チラシを配布した（10日午後11時半）
幹部派出所 スーパー前で呼び掛け
年末年始特別警戒がスタートした。奄美警察署喜界幹部派出所（小手川康貴所長）は来年１月10日までの期間中、防犯呼び掛けや飲酒などの取り締まりを行う。初日の10日は町内で街頭キャンペーンを実施。住民に啓発チラシを配り、事件や事故防止の意識醸成につとめた。
同日の出発式には、役場や警察、島内団体の担当者など約30人が参加。小手川所長は治安維持に向け、関係機関が連携した保安態勢を訴えた。
同派出所によると、１日現在、管内で発生した交通事故件数は68件（物損64件、人身４件）。増加傾向にあるため、警戒重点ポイントに挙げている。
式後は、広報活動の一環で役場前を出発するパトカーや関係車両を関係者が見送った。キャンペーンでは、町内の商業施設の店舗前で来店客や通行人など一人一人にチラシを手渡し、犯罪防止や交通事故などに対して注意喚起した。