年末の大掃除で粗大ごみの搬入が増加、混雑が予想される名瀬クリーンセンター
名瀬クリーンセンターは年末にかけて、大掃除などによる粗大ごみの搬入が増加し、施設内の混雑などが予想されることから、できるだけ早めに大掃除に取り掛かるなど時間に余裕を持って搬入するよう呼び掛けている。また、例年、可燃ごみと不燃ごみが分別されず持ち込まれることや充電池や可燃ガスが入ったままのガスボンベなど搬入が禁止されている廃棄物が持ち込まれるケースもあることから分別の徹底を呼び掛けている。
大島地区衛生組合によると、同クリーンセンターは28日まで通常業務(午前8時半~午後4時45分、正午~午後1時の受入れはなし)で、29日は休業。30、31日は、特別料金(すべて粗大ごみ料金)で受け付けるため、通常料金より2割程度高くなるという。31日は午後3時までの受付となっている。年明けの受入れ開始は4日からとなっている。
同クリーンセンターで受け付けているごみ搬入の車両は、1日当たり通常100台程度だが、年末は500台を超える時もあり、施設内で渋滞が発生することもある。また、可燃ごみと不燃ごみが混在したまま持ち込まれることも多く、施設内での仕分け作業に時間がかかり、さらに混雑を引き起こすこともあるという。
可燃ごみ搬入の際の注意点は、ファイルなどつづられた書類はつづられているファイルや紐を外し、透明な袋に入れる。段ボールは折りたたんだ状態で持ち込むよう呼び掛けている。
このほか、スマートフォンやパソコンなどの充電池やエアコン充てんガスなど搬入できない粗大ごみが混入、処理施設内で発火や爆発を起こすケースもあるという。
同クリーンセンターの担当者は「30日、31日は料金も高く、搬入作業も時間がかかってしまう。毎年、年の瀬になるほど混み合うので、時間に余裕を持って搬入してもらいたい。不燃と可燃が混在した粗大ごみの搬入は、ほかの利用者の搬入作業の妨げにもなるので、仕分けを徹底してほしい」と呼び掛けている。
また、28日以降はごみ置き場が変更とされるので、施設内では係員の指示に従って搬入するよう求めている。
年末、年始の粗大ごみ搬入に関する問い合わせは大島地区衛生組合(電話0997―53―2969)へ。