東京成徳大学高校野球部

6年連続6回目の奄美合宿のため来島した東京成徳大学高校の硬式野球部メンバー

「広い球場で実戦的練習を」
6年連続の奄美合宿

 東京成徳大学高校の硬式野球部(森田正裕監督、東京都北区王子)一行が24日、6年連続6回目となる奄美合宿のため空路奄美大島入りした。28日まで奄美市名瀬運動公園市民球場を拠点に5日間練習する。奄美空港到着ロビーで奄美スポーツアイランド協会(福長敏文会長)主催の歓迎セレモニーが行われ、暖かい奄美での合宿が実りあるものになるように祈念した。

 森田監督(35)によると、同監督が大学野球部時代に名瀬で合宿をした経験があり、大学の同期が奄美に在住している縁もあって、2014年から奄美合宿が始まった。

 第1陣は監督、選手ら26人が来島し、合宿期間中には、同高校硬式野球部OBが手伝いに駆け付け、総勢34人が参加を予定している。

 歓迎セレモニーで福長会長は「奄美キャンプがさらなるパワーアップとなるよう協会ならびに関係スタッフで支援させていただく。暖かい奄美で存分にトレーニングを積まれ、甲子園出場に向け、活躍を期待している」などとあいさつした。
 原田嵐主将(2年)に花束を贈呈した。原田主将は「学校グラウンドは狭い。(広い名瀬運動公園市民球場は)素晴らしく、練習環境が整っている。打撃練習などいつもはできない練習をやっていきたい」と期待した。
 森田監督は「広い球場で打撃、守備を含め実戦的な練習を積んでいきたい。年末の強化合宿を1年の締めくくりとし、持ち帰り、東京へとつなげていたい」と期待を込めた。