大島地区選手団が結団式

選手宣誓で目標を誓う代表選手たち

「結の心とスットゴレの魂で最後まで」
女子駅伝・県下一周駅伝

 第33回県地区対抗女子駅伝と第67回県下一周市郡対抗駅伝競走大会に出場する大島地区選手団の合同結団式が15日、奄美市名瀬の大島支庁奄美会館であった。奄美群島市町村体育協会ら関係者が出席し、選手団を激励。選手を代表して吉隆之輔さん(奄美信用組合)と永田侑希さん(笠利中3年)が宣誓し、「一つのタスキにチーム全員の思いを乗せて、令和最初の大会が盛り上がるよう、結の心とスットゴレの魂で最後まで力強く走り抜きます」と本番での活躍を誓った。

 同協会長の朝山毅奄美市長があいさつし「今年はあらゆるスポーツが鹿児島である。駅伝の皆さんが花を添えていただきたい」と選手を激励。「体調を整えて挑み、名誉ある大会に。朗報を待ちたい」など声援を送った。

 整列したコーチやスタッフ、選手らを前に女子・備秀朗監督は「Bクラスに踏みとどまることを目標に、一つでも上を目指したい」と力強く決意。男子・川元英経監督は「一つでも上へ、(ライバルの)指宿を捉えたい。明るい報告が出来るよう力を尽くす」など全力で臨むことを誓った。

 最後は同協・森園守副会長が「一本のタスキに奄美群島の思いを乗せて」とエール。一同、万歳三唱で心を一つに決起した。

 地区対抗女子駅伝は25日、霧島市の隼人運動場を発着点に、6区間21・0975㌔のコース。県下一周市郡対抗駅伝は2月15日に鹿児島市役所をスタートし、5日間をかけて県本土をほぼ一周する53区間584・1㌔で争われる。

 大島地区選手メンバーは次の通り。

 【女子】▽監督 備秀朗▽コーチ 求昌純、山尾次郎、国分信哉▽マネージャー 野村朋美▽選手 加藤美友、泉賀奈子、上原千怜、久保愛結美、川元結愛、豊紅茉、栄まひる、永田侑希、保田ひまり、太田杏渚、神村仁子

 【男子】▽監督 川元英経▽コーチ 下田清一、古沼寛之、佐多勝、來龍平▽マネージャー 三浦光広▽選手 松下泰平、岸田賢吾、重野竜太、蘇光陽、古庄孝基、中村明、松山実、伊藤優輝、川翔太、永里剛城、吉隆之輔、國島毅、登山幸一、石峯穂垂、岩川将武、西島礼朗、豊貴仁、新屋航大、直麗弥、久宝真、中村康明、菱沼大晟、德丸寛太、前島孝平、中田紫音、亘遼馬、賀来葵伊、宮永翔介、川上楓人、富永恭平