プロ演奏家らも交えたビッグバンドでの合同演奏も（吹奏楽の祭典）＝25日、徳之島町文化会館
「みやまさてらいとコンサートin天城町」＝24日、同町防災センター
【徳之島】徳之島地区の小・中・高校から一般までの吹奏楽部（楽団）など７団体に、霧島国際音楽ホール・みやまコンセール協力演奏家集団をゲストに交えた「２０２０吹奏楽の祭典」(同実行委員会主催)が25日夜、徳之島町文化会館であった。個々の演奏成果を披露後、プロ・アマ合同演奏でも観客たちを楽しませた。
児童生徒たちの演奏技術の向上、同島音楽芸術の振興を目的に同実行委（米山太平会長）が一昨年から開始。３回目の今年は亀津小吹奏楽部、天城小金管バンド、亀津中吹奏楽部、天城中同、徳之島高音楽部、樟南二高同、徳之島吹奏楽団の７団体約１００人が参加。そして、みやまコンセール協力演奏家８人が「みやまサテライトコンサート」の巡回公演に併せて特別ゲストで協力した。
第１部は徳之島吹奏楽団の「鷲が舞うところ」の演奏で開演し、クラリネット五重奏などアンサンブルも披露。そして、徳之島高ＯＢのサクソフォン演奏家・吉澤レイモンド武尊（たける）さん（32）＝徳之島町出身＝も交えた特別ゲスト一行は混合８重奏による「アメイジング・グレイス」など演奏で魅了した。
第２部では各校がそれぞれ日ごろの練習の成果を披露。そして演奏家らを交えたアニメ映画「もののけ姫」、カーペンターズの「青春の輝き」、高校野球応援曲でおなじみの「エル・クンバンチェロ」などの合同演奏で締めくくった。
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一方、24日には同協力演奏家ら一行による「みやまさてらいとコンサートin天城町」が町内の小中学生約３１５人を招いて同町防災センターであった。