集落内の庭園を見て回るモニターツアーの参加者ら=知名町久志検=
知名町商工会女性部
島の魅力発見
【沖永良部】知名町商工会女性部による「遺産めぐりモニターツアーin久志検集落」が2日、同町久志検集落であった。同町商工会女性部のメンバーや親子ら14人が参加し、集落内を散策しながら島の魅力を発見した。
奄美群島成長戦略推進交付金事業を活用して新たなツアーコースを作ろうと企画。同町商工会女性部が半年かけてコースを選定した。
バスガイドの有川晶子さんを案内役にツアーがスタート。沖久公園から殉国慰霊碑、庭園川澄屋、昔の建物跡を通り、集落公民館までの道のりを約1時間30分かけて歩いた。
地元住民も案内役として加わり、昔の島民の生活ぶりや植物の名前などを参加者に教えていた。
ツアーを体験した竹迫章子さん(53)は「観光地巡りとは一味違っていて、地元の人から島の歴史を教えてもらえたし、沖永良部の植物の多さにも驚かされた。島内の各集落でやってほしい」と話した。