母校のエアコン設置に向けプレーを楽しむ参加者たち
北高OB・PTAら チャリティーGG
快適な学習環境へ元気にプレー
今夏の猛暑に備え、県立大島北高校の教室にエアコンを贈ろうと計画する同校教育環境整備事業実行委員会主催の「チャリティーグラウンドゴルフ大会」が9日、奄美市笠利町の同校グラウンドであった。メンバーや関係者70人が参加し、母校に快適な学習環境を届けようと元気にプレーを楽しんだ。
会は、同校卒業生の前田ヶ丘同窓会を中心にPTAらも加わり昨年11月に発足。国は熱中症などの対策としてエアコン導入を進めているが高校は対象外で、同会がエアコン設置を買って出た。
目標額は700万円で、大会は活動の推進に向けて機運を高めようと開催。この日は、同校の教員や生徒、集落住民なども参加し、活動への士気を高めた。
参加者らは、懐かしのグラウンドに足を踏み入れ、8ホール・2ラウンド制でプレー。15チームがにぎやかに声を上げながら、目標の達成を願ってプレーを楽しんだ。
同委・平川久嘉会長は「大勢の参加、大変感謝。母校へ思いを馳せながら、エアコン設置に取り組んでいきたい」と笑顔。朝野平三実行委員長は「一人でも多くの生徒が北高に、少しでも魅力ある母校に。今後各事業所などを訪問する予定だが、ぜひ趣旨にご理解をいただきたい」と呼び掛けた。
結果は次の通り(敬称略)。
【団体】①43年卒チーム163打②45年卒チーム166打③27年生チーム169打
【個人】①東百合子31打②三輪浩34打③川畑照一35打
【ラッキーセブン賞】▽団体 54(ごーよん)会182打▽個人 中須康文39打