故郷の素材で極上スイーツをプロデュース

奄美群島の素材を生かした極上のソルトロールは、税抜き3000円(円内が高田裕介シェフ)

奄美出身の高田シェフ

 【東京】奄美出身でミシュラン二つ星に輝くレストランのシェフが、たくあん、スパイス、チョコレートによる「新感覚チョコレート」などをプロデュースした。なかでも奄美の素材を基にしたソルトロール(ロールケーキ)が限定販売され、大きな注目を浴びている。

 魅惑のスイーツは「アジアベストレストラン50」で初登場17位を獲得するなど、世界の美食家をとりこにする高級レストラン「LaCime」の高田裕介シェフによるもの。

 「極上のソルトロールをあなたに。」との説明書きのあるロールケーキは、加計呂麻島で栽培される幻のサトウキビ、太茎種(タイケイシュ)の搾汁のみで作られた純黒糖を生地に練り込むことで、濃厚ですっきりとした独特の甘みを表現。そこに、カラメルのような香ばしさと豊かな香りの極上のラム酒で作るシロップを、塩クリームと合わせた。塩は「奄美の百塩」を使っているという。奄美群島の素材と、シェフの熱い思いが絶妙のハーモニーを醸し出しているようだ。

 「大人の味わい」が口の中に広がり、幸せな気持ちにさせてくれるロールケーキは、「エストネーション六本木ヒルズ店」で14日までの限定発売となっている。ほかに、唐辛子としょうがのコンフィなどによる新感覚のタブレットチョコレートもエストネーション各店で発売している。問い合わせ先は、(株)VisioNate(ヴィジョネイト)電話03・6427・9671