感染対策宣言店舗の目印となるポスター
新型コロナウイルスの感染対策を実施している店舗を対象にした奄美市の「感染防止対策宣言店舗等応援事業」のプレミアム商品券が5日から利用スタートする。市は購入希望者約5千人に商品券の引換券を郵送しており、同日から市内8カ所で引き換え販売も開始する。商品券の購入期限は18日で、使用期限は6月30日。商品券は同事業に登録している市内501店舗(3月31日現在)で利用できる。
商品券は、額面5千円(500円券10枚綴り)を3千円(プレミアム率66%)で販売するもので、計1万冊、総額5千万円分(販売総額3千万円)が販売される。
市が昨年販売したプレミアム商品券「ほーらしゃ券」を巡っては、販売開始日に長蛇の列ができたほか、短時間で売り切れとなったため、購入できなかった市民などから販売方法の改善などを求める意見が出た。
こうしたことから市は今回、ホームページなどで1人2冊、1万円分(販売額6000円)を上限に、購入希望者を募集、応募者の中から抽選で、当選者約5千人を決定した。購入希望者には事前に、購入に必要な引換券を郵送した。
販売場所は、名瀬地区が奄美大島商工会議所、三洋スポーツ、のせ文具、東京堂、サッカーショップリベロ、住用地区が三太郎の里、笠利地区があまみ商工会、味の郷かさりの計8カ所。購入には、市から郵送された引換券が必要で、本人確認のため生年月日の聞き取りも行う。
利用できる加盟店は3月末現在、501店舗で、商品券取り扱いを知らせる水色のポスターやステッカーが目印。飲食店や小売業のほか、観光、宿泊などのサービス業、バスやレンタカーなどの運輸業など様々な事業所で利用できる。
商品券に関する問い合わせは同実行委事務局(奄美市商工政策課内=電話0997―52―1111)へ。