一人1万円分で家計支援と地域活性化

地域商品券を受け取る住民=26日、国直公民館

大和村、第2弾商品券配布

大和村は26日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う地域支援策として「大和村地域商品券」第2弾を配布した。村民一人当たりに村内の取扱店業者で使える1万円分の商品券を配布し、家計支援と地域活性化を図る。

地域商品券は一人当たり10枚つづりの500円券を2冊。有効期限は9月30日。村内の飲食店、商店、薬局、ガソリンスタンドなど42店舗で使用出来る。

26日は、村職員が村内11集落の公民館に出向いて配布作業を行った。午前9時から配布を始めた国直公民館(66世帯)では、印鑑を持参した住民が訪れ利用上の説明を受けて商品券を受け取っていた。

2世帯分を受け取りにきた福山勇成さん(21)は「困った時に利用したい。まずガソリン代に使いたい」と話した。

同村企画観光課によると村民846世帯、1431人(4月12日時点)が対象。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した。26日受け取れなかった場合、27日以降、村役場企画観光課で受け取り可能(事前連絡が必要)。