秋名小、読書活動優秀実践校で文科大臣表彰

竹田町長に21年度「子供の読書活動優秀実践校・文部科学大臣表彰」を報告した秋名小の平田校長、同校OBと町職員幹部ら

竹田龍郷町長へ受賞報告

 龍郷町立秋名小学校(平田郁夫校長、児童22人)は、2021年度「子供の読書活動優秀実践校・文部科学大臣表彰」された。20日、平田校長、同校OBら5人が町役場町長室を訪れ、竹田泰典町長などへ受賞報告した。

 竹田町長は「高い結果が出た。読書活動は息の長いことで持続することはすばらしい。OBも子どもたちを励まし、集落も活性化。町民一緒に喜びたい。おめでとう」と激励した。

 平田校長は「これまでの児童たちや教職員のバックアップのおかげ。地域の人々や老人会から『おめでとう』の声をいただいた。学校と地域の一体化、保護者たちに感謝したい」と述べ、「児童たちも日頃の練習の成果が実り、受賞を大変喜んだ」と報告した。

 秋名小学校は以前から学校を含む、PTA・老人クラブ・婦人会・青壮年団・子ども会などが連携した読書活動が盛んに行われている地域。課題だった児童の表現力やコミュニケーション力の向上の一環として、これまで地域ぐるみで行ってきた読書活動を学校の教育課程に取り入れ、学習と読書関連行事を関連付けて再編成を行い、実践している。