今年度の「みらい会議」始動

21年度第1回「たつごうみらい会議」。みらい会議の進め方等に関して委員に説明

龍郷町・高校生4人にも委嘱
役場政策チームとの意見交換要望

 「2021年度第1回たつごうみらい会議」(委員19人)が17日夜、龍郷町役場会議室で開かれ、始動した。初会合では、竹田泰典町長が委員代表の實川進之助さん(高校生代表、大島北高校3年)へ委嘱状を交付した後、新委員4人が自己紹介した。議事では事務局の企画観光課職員が「みらい会議」の概要や過去の提言について説明し、町の21年度の取り組み、政策提言までのスケジュールなどを説明した。

 竹田町長は「町民と協同で町の振興を図っていく『みらい会議』は18年度に創設。これまでに3度提言を頂いた。コロナ禍で町の振興をどのようにしていけばいいか、忌憚のない意見を出してほしい。すぐできるもの、時間がかかる提言もある。一つ一つ町の将来の姿を実現させていきたい。よろしくお願いしたい」などと述べ、協力を求めた。

 座長に田中基次さん、副座長に圓山和昭さんを選出して議事を進めた。

 一般社団法人イモーレ秋名の代表理事を務める村上裕希さんが、イモーレ秋名のこれまでの取り組み等について事例発表した。

 事務局は「次回の会合までに過去3回の提言内容、進ちょく状況、評価などについての資料に目を通してほしい」と協力を呼び掛けた。委員は①移住定住促進・福祉・子育てグループ②人材育成・産業振興グループ③企画・観光グループ―の3分科会に分かれて意見を交わしていく。グループ分けは事務局に一任する。「今年12月ごろに町への提言を取りまとめる予定」と説明した。

 委員からは「(いろんな意見・提言が出そろった段階で)役場の政策チームとの意見交換会をしてほしい」などの要望が出た。

 【委員】秋葉深起子、圓山和昭、久倉勇一郎(新)、佐藤理江、重枝一馬、竹迫まりな、田中基次、德永義郎、中村安久、福本洋孝、前田圭祐、要田亨、村上裕希、森まゆみ、間弓祐次郎、隈元莉緒奈、松尾友月(新)、田中梨瑞(新)、實川進之助(新)   (敬称略)