宇検村出身の学生支援

「ふるさと学生応援便」第一号を送付する企画課隈元さん、同課・地域おこし協力隊坂井さん、村元公知=あきら=村長

「ふるさと学生応援便」送付
元山村長「みんなは宇検=シマ=の宝ど」

 宇検村企画観光課はこのほど、村の特産品などの詰め合わせを同村の小中学校出身の現役学生にプレゼントする「ふるさと学生応援便」第一号を、山梨県の学生に送付した。親元を離れ、同村の外で生活する学生と同村との絆を深め、村の良さを再認識してもらい、学生生活の糧としてもらうことが目的。同日役場の村長室には同村元山公知=あきら=村長、同課・隈元裕平主事、同課地域おこし協力隊の坂井遥さん(28)が集い、「ふるさと学生応援便」のPRを行った。

 「ふるさと学生応援便」の対象者は、宇検村立の小学校または中学校に就学していた経歴があり、▽日本国内の高校、専修学校、短期大学、大学、大学院、予備校等に在学している学生▽申請時、宇検村以外に居住している(住民登録が宇検村であっても可)▽申請時、保護者の住民登録が宇検村―の3点を満たす必要がある。

 同便の内容は、パッションフルーツ、タンカンジュース、キャンディー、自然素材の虫よけスプレー、黒糖、フリーズドライされた鶏飯など約5000円相当の宇検村の特産品。季節によって内容を変え、20歳以上の対象者には希望があれば黒糖焼酎も入れるという。

 元山村長手書きのメッセージも同封されており、「みんなは宇検=シマ=の宝どー、村民みんなが応援しゅっとー、キバレヨー!」とあたたかいエールを送っている。

 同課は、50人から60人ほどの対象者がいると見込んでおり、今後、申請者に順次送付していくという。