児童生徒にマスク寄贈

松元さん(中央)からマスクを受け取った今井町長(右)と学校長会の井上会長(左)=知名町=

「町の役に立てれば」
知名町の松元さん

 【沖永良部】知名町でスポーツ用品等を扱う(株)松元屋の松元道芳さん(71)が先月29日、同町にウレタン製マスク約1300枚を寄贈した。マスクは、町内のこども園や子育て支援施設、小中学校、高校などに届ける。

 松元さんは「地域貢献」をモットーに、これまでにも町民体育館用のスリッパやフローラルパーク内のベンチ、小中学校の図書購入費などを町に寄贈している。

 今回、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、各学校やこども園、保育園などに通う子ども達と、教職員、施設スタッフのマスクを準備した。

 役場町長室で贈呈式があり、松元さんから今井力夫町長と町小中学校長会の井上哲志会長(田皆中校長)にマスクを手渡した。

 今井町長は「日頃から町のために動いてくれている。改めて感謝したい」と話した。

 松元さんは「感染症で子ども達も大変な思いをしている。少しでも町の役に立てれば」と語った。