「流れのままに揺れてる」

泳ぐリュウキュウアユを観察する子どもたち

 

 

役勝川でリュウキュウアユの観察会
住用小児童

 

 
 奄美市の住用小学校(久永博幸校長、児童19人)は10日、土曜授業で奄美大島に唯一生息する「リュウキュウアユ」の観察学習を行った。この学習は毎年恒例で、奄美大島自然保護協会ヤジ分会主催。児童たちは校内の理科室で鹿児島県環境技術協会の米沢俊彦水生生物グループ長から話を聞き、リュウキュウアユの生態や特徴を知った。座学の後、役勝川の中流で実際に泳いでいるリュウキュウアユを観察した。今年で2回目の参加となった4年生の重井美心都さん?は、「アユが見られた。揺れていた。流れのままに」と感想を語った。

 学習内容は、リュウキュウアユの生態や成長、役勝川の環境と川にすむ生きもの、リュウキュウアユの保護活動、観察を通して校区内の自然について│など。役勝川に入った18人の児童たちは、ゴーグルをかけ、少しひんやりする川の中で泳ぐリュウキュウアユを見つけては、「あ、いた」「こっちにもたくさんいる」と指さしたり、歓声をあげていた。

 米沢さんが、前日に役勝川で捕獲した「ヤマトヌマエビ」「ゴクラクハゼ」など川の生きものを紹介。「カワニナ以外の生きものは川と海と行き来している。川と海と森は1セット」と話し、久永校長は、「リュウキュウアユを知る、伝える、保護することは大事なこと。15年続けてきた観察学習を子どもの子どもにまでつなげていって欲しい」と語った。

 6年生の川内蓮斗くん?は、「リュウキュウアユのことを詳しく話してくれた。これからも観察していきたい」と話し、お礼を伝えた。