「タナガ釣り堀」21日オープンへ

21日オープンを計画している「タナガ釣り堀」10基


15日夕のお披露目会でタナガ試し釣りを楽しむ参加者。「タナガ釣り堀」を設置した伊東義成さん(右)

龍郷町秋名の伊東義成さん宅 「親子、家族連れで楽しんで!」

 「親子、家族連れで楽しんで」―。龍郷町秋名在住の伊東義成さん(81)は、自宅前に「タナガ(テナガエビ)釣り堀」を造り、今月21日オープンを計画している。15日夕、知人らを招き、「お披露目会」を開催した。

 伊東さんの自宅場所は、秋名・幾里地区から県道を「芦花部トンネル」へ向かい、トンネル手前約100㍍を左折し、約100㍍行った川沿いにある。

 伊東さんによると、「タナガ釣り堀」を計画したきっかけは、テレビ番組放送で釣り堀を見たことがきっかけとなった。

 釣り堀用のコンクリート造りいけすは、知人の建設会社代表に造ってもらったという。いけすの大きさは、縦170㌢、横87㌢、高さ66㌢ぐらいで、8基あり、それより一回り大きないけす2基を合わせて、計10基設置してある。いけす横にいすを設置してあり、いすに座り、短い釣り竿に釣り糸を付け、針に餌を付けてタナガを釣る方法だ。

 水は、近くの渓流からビニールパイプで引き込んだ。

 お披露目会の15日夕、釣り堀用コンクリート造りいけすの一部には、タナガが蓄養されていた。

 知人ら20人以上が来場したお披露目会の席上、伊東さんは「今日は参加していただきありがとうございます。21日オープン予定。よろしくお願い致します」とあいさつした。

 乾杯の後、来賓祝辞を述べた窪田圭喜さん(80)は「テナガエビ釣り堀のアイデアが素晴らしい。秋名・幾里地区、ひいては龍郷町の観光の目玉になることを期待している。夏休みに親子で絆を深める場、子どもが喜ぶ場になってほしい。テナガエビ釣り堀が成功するようにみんなでどんどん宣伝していこう」と呼び掛けた。

 参加者数人は、タナガの試し釣りを楽しんだ。

 営業時間は、午前9時から午後5時まで。釣り堀1基で使う竿は2本のみ(1本百円)。2時間の使用料金は千円。

 問い合わせは、伊東さん宅電話0997―62―4680、携帯080―1740―0384へ。