新たに「BIGSUP」

天城町B&G海洋センター艇庫に新たに配備の「BIGSUP」=7月30日、同町与名間ビーチ

魅力アップ 天城町B&G艇庫

 【徳之島】公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団、菅原悟志理事長)による天城町B&G海洋センター艇庫(同町与名間ビーチ)への「BIGSUP(ビッグサップ)舟艇器材」の配備式が30日夕、同艇庫前であった。最新の海洋レジャー器材の同3艇が新たに加わり魅力をさらに高めた。

 「BIGSUP」とはSUP(スタンドアップパドルボード)の特大版で、全長520㌢、幅150㌢、厚さ20㌢。大人は4人、子どもは7、8人程度が乗ってパドルクルージングや波乗りが楽しめる。パドルとセットで計3艇を配備した。

 同町B&G海洋センター艇庫は2017年度にリニューアル。人気のアクティビティ器材SUPやシーカヤック、カヌー、カーニバルボード、バナナボードなどを配備。昨夏はB&G財団の助成で、海底が透視できるクリアカヤックとSUPを3艇ずつ補充していた。

 BIGSUPの配備式で森田弘光町長は「(与名間ビーチを)子どもたちが未来に向かって成長する場に。徳之島中の子どもからお年寄りたちまでが集える場所に」。来島した菅原理事長(54)は、活動状況や利用率から全国470余の海洋センターのモデル的存在にあることにもふれ、「(徳之島は)素晴らしい海と山の自然もあり、食べ物もおいしい。何よりも人が良い」とも強調。

 目録を森田町長に贈呈すると、参加児童を代表して岡前小4年生の増瑛人(えいと)君が「大事に使って天城町の海を楽しみたい」とお礼のことばを述べた。

 BIGSUPの利用料は検討中。同艇庫は夏休み期間中(月曜日休館)は午前8時半~午後5時まで開館。電話0997―85―2030(同艇庫)か、85―5151(同センター体育館)。