新型コロナ県内感染者 2日連続200人超の202人

奄美群島7市町20人 徳之島クラスター病院6、飲食1人

 県は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに202人確認されたと発表した。過去最多だった17日の245人に続き、2日連続で200人を超えた。奄美関連では、奄美市、龍郷町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、与論町の7市町で計20人の感染を確認。うち、徳之島町の徳之島徳洲会病院で発生したクラスター(感染者集団)の感染者が6人増え、19人。同町の飲食店クラスターが1人増え、36人となった。

 奄美関連の新規感染者は▽奄美市4人(20代~60代男女)▽龍郷町1人(40代男性)▽喜界町3人(10代~40代男女)▽徳之島町3人(60代~80代男女)▽天城町3人(30代~60代男女)▽伊仙町2人(40代男女)▽与論町4人(40代~80代男女)。うち、徳之島町の3人と伊仙町の2人、天城町の1人は、同病院のクラスター、天城町の1人は飲食店のクラスター関連だった。

 奄美関連の感染者20人のうち、医療機関に入院しているのは6人で、2人が宿泊施設で療養、12人が自宅待機となっている。

 奄美関連の20人のほかに感染が確認されたのは、鹿児島市104人、薩摩川内市15人、霧島市11人、伊佐市と鹿屋市が9人、姶良市5人、指宿市、屋久島町でそれぞれ4人、日置市3人、出水市と肝付町で2人、いちき串木野市、枕崎市、南九州市、志布志市、大崎町、東串良町が各1人。
 感染者は県内24市町のほか、県外8人を合わせ計202人で、 うち17人の感染経路が分かっていない。奄美関連の感染経路不明者は天城町1人だった。

 累計の感染者数は計5891人。17日現在、341人(前日比20人増)が医療機関に入院、うち重症者は2人。宿泊施設の療養者は329人(同15人減)。自宅待機者は、627人(同151人増)となり、入院患者、自宅療養者ともに過去最多を更新した。