奄美関連4市町村12人

新型コロナ 県内86人、1人死亡計50人に

 県は3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに86人確認したと発表した。1日の感染者が100人を下回ったのは5日連続。奄美関連は4市町村12人で、うち奄美市5人が奄美中央病院のクラスター(感染者集団)関連で、伊仙町2人が徳之島町飲食店のクラスター関連。累計はそれぞれ44人と50人になった。

 県によると奄美関連の感染者は、奄美市は10代~90歳以上の男女8人、大和村は70代女性1人、徳之島町は10代女性1人、伊仙町は10歳未満男女2人。奄美市20代男性と徳之島町10代女性の感染経路がわかっていない。

 12人のうち5人が医療機関に入院し、7人が自宅待機。2人に症状はなく、10人が発熱などの症状を訴えている。

 また県は、入院中の患者1人が亡くなったと発表。県内の死亡者は計50人になった。

 この日は、鹿児島市50人、曽於市6人、薩摩川内市、霧島市、姶良市各4人、鹿屋市3人、南さつま市、志布志市、南九州市でそれぞれ1人の新規感染者を確認した。

 県内の累計患者数は8378人で、2日現在340人が医療機関に入院しており、うち6人が重症で87人が中等症。宿泊施設の入所者は368人で、461人が自宅待機となっている。