緊急要望書を鎌田町長へ提出した向野議長ら
瀬戸内町議会、町長にさらなる経済支援策を
瀬戸内町議会(向野忍議長)は13日、「新型コロナウイルス対策に関する緊急要望書」を鎌田愛人町長に提出した。
1月28日に提出した緊急要望書に続く第二弾。同町では新型コロナウイルス感染症に先月5人、今月6人確認されており、収束はおろか、予断を許さない状況にあり、感染防止対策の徹底とさらなる経済支援策が必要と判断。
そこで、①昨年、今年と2年続けて集落行事を中止せざるを得ず、財政面で集落運営が厳しい状況。支援策を②農林水産事業者において、農林水産物の需要減少に伴い事業継続が危ぶまれている。地域や食を支える事業者へ支援策を③家庭内感染等による子どもたちへの感染が懸念。各家庭への注意喚起と園児および児童生徒の感染リスクに最大限の配慮を行い、保育・学習の確保に努めて│と3点に絞って要望した。
向野議長は「10人の議員の総意。交付金に盛り込んでほしいのでこの時期に要望した」と語り、鎌田町長は「学習の確保については、一人1台タブレットでオンライン学習できるようになっているが、各家庭のWi-Fi環境の整備を含めて行っていく。県から国に申請を上げる予定。役場内で検討していく」と答えた。