新型コロナ 2日間で57人感染

 

13日は瀬戸内町2人
奄美市、31日ぶり感染ゼロ

県は12、13日の両日、新型コロナウイルスの感染者が新たに、それぞれ36人と21人確認されたと発表した。2日間の感染者は計57人となった。奄美関連の感染者は、12日は3市町の計5人。13日は、瀬戸内町2人のみで、奄美市では8月13日以来、31日ぶりに感染者の報告がなかった。クラスター(感染者集団)は、奄美市の奄美中央病院の感染者が1人増え、81人、徳之島町の徳之島徳洲会病院も1人増の81人となった。

12日に確認された奄美関連の感染者は、奄美市の20代~30代の男女3人、瀬戸内町の40代男性1人、徳之島町の80代女性1人。同町の女性は徳之島徳洲会病院のクラスター関連だった。また、11日に感染が確認されていた奄美市の90歳以上女性1人が奄美中央病院のクラスター関連と判明した。

13日の奄美関連は、瀬戸内町の30代~40代の男性2人。1日の県内の感染者数が30人を下回るのは、8月2日(20人)以来、42日ぶり。

13日に奄美関連以外で感染が確認されたのは、鹿児島市8人、鹿屋市と霧島市がそれぞれ2人、出水市、いちき串木野市、南九州市、大崎町が各1人、県外が3人となっている。

県内の累計感染者数は計8863人。12日現在、272人(前日比8人減)が医療機関に入院、うち重症者は8人。宿泊施設の療養者は172人(同15人減)。自宅待機者は68人(同18人減)となった。また県は12日、感染者1人の死亡を発表、県内の死者は計58人となった。